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警備隊 (府県警察部) : ウィキペディア日本語版 | 警備隊 (府県警察部)[けいびたい] 警備隊(けいびたい)とは、1944年(昭和19年)から1946年(昭和21年)まで存在した府県警察部管轄の警備警察部隊。現在の機動隊に相当する部隊である。 == 来歴 == 内務省警視庁では、1933年に特別警備隊を設置していた。これは行幸啓の警衛、国葬や大衆運動の警備、災害時の救助活動等に従事して集団警備力を発揮し、「昭和の新選組」の通称で広く市民からも親しまれていた。その後、第二次世界大戦が激化し、日本本土空襲が始まると、特別警備隊は空襲のつど被災地へ出動して、警備・救護にあたった。 1944年に入って日本本土空襲が更に切迫すると、空襲などの非常事態に対して、警察の基幹戦力となる集団警備力が求められるようになった。このことから、警視庁特別警備隊を増強改編するとともに、同様の部隊を他の府県警察部にも設置することとなった。これに応じて創設されたのが本部隊であり、1944年4月12日、勅令第243号に基づく地方官官制の改正により、主要都市を抱えた13都道府県に設置することとされた。警視庁と大阪府警察局については警務部、その他の府県では警察部に属するものとされた。
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